ネットで自殺予告、完遂か

(情報元:2ちゃんねる・ニュース速報板『あやしいわーるどで自殺予告→自殺』)
2ちゃんねるの元ともいえる掲示あやしいわーるどで「自殺君」と名乗っていた住民が自殺予告をして、それを完遂してしまったらしい。
予告で指定された路線・時刻に、 JRの列車運行情報で人身事故による遅延が発生しており、これが「自殺君」による自殺と思われている。大きな話題になり、2ちゃんねるでもスレッドが立つ。真偽は不明。
書きこみのあった、あやしいわーるどqwertyでは、皆「自殺君」の死を悼んでいる。中には同じ住民を止められなかったという後悔や責念の思いの書き込みもある。

(追記)
参考:インターネット掲示板:あやしいわーるどで自殺予告->自殺
(追記ここまで)





 


詳しい素性や自殺動機が分からなくとも、それだけ思える住民の意識はすごい。結束が強い分、自殺されて残された住民はつらさを感じるのか。自殺者は匿名のつらさを想像できなかったのか。オフでのつながりは一切なかったのか。
「自殺君」は線路に飛び込む場面の録画を住民に頼んでいた。撮影者がいたかどうかは知らないが、そこにいたら、どう説得すれば自殺を止められただろうか。
自殺は遺族に重い傷を負わせる。自殺するなら、世界中から嫌われてからするか、世界中が納得する大義のためにしてほしい。「弱い」人の自殺はやっぱりつらい。
年間三万人の自殺者、一日約90人のうちの一人。全ての自殺を報道すれば、減少するかな。匿名で。
自殺以外にも、孤独死、過労死、介護殺人みたいなすごく後ろ向きな人生の終わり方があふれている。日本のような先進国でこんな死に方は寂しすぎる。ふさわしくない。
マザーテレサは中絶する親に向かって、「殺すのなら私が育てます」とか言ったみたいだけど、自殺希望者にはなんて言って止めるんだろう。「死ぬのも怖いけど、何がなんだかわからないけど圧迫され追い詰められてる」という人をなんて言えば止められるのか。
ほんとつらい。